八戸の厳しい冬が育んだ郷土芸能「八戸えんぶり」。
きらめく烏帽子をまとい、凍てつく大地を摺る太夫の舞には、豊作を願い春を待つ、人々の願いが込められています。
「国内最大級の朝市!八戸のソウルフードが食べられる漁港ストア!」
八戸の朝は早いです。日の出とともに市が立ち午前9時ころには店じまい。何でも売っている舘鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)毎週日曜日の早朝、普段は何もない岸壁に全長800メートルにもわたり300以上の店が立ち並び、毎週数万人もの人手を誇る国内でも最大級の朝市です。今月3月から始まり12月まで開かれます。
そして、その市場のすぐそばにある「漁港ストア」は昔から八戸住民が愛してやまないソウルフードが食べられる安くて美味い名店です。
「蕪島のウミネコ」
JR八戸線・鮫駅から海沿いを進むと、「ミャアミャア」という鳴声とともに、陸続きの小さな島の姿が見えてきます。ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている「蕪島」(かぶしま)。毎年3月から8月頃まで、ウミネコが飛来し子育てを行います。その数は3万羽から4万羽と言われ、島がウミネコで埋め尽くされるほど。
八戸では、ウミネコは漁場を教えてくれる蕪嶋神社の弁財天の使いとして、古くから大切にされてきました。人を恐れず、間近で観察させてくれるウミネコたちと戯れながら、昔の漁師の暮らしに思いを馳せるのも一興。
「八戸市制88年、空から祝福」
青森県八戸市に関わりの深い数字の「8」が並ぶ市制施行88周年に合わせ、市役所前広場で1日、記念式典が開かれた。
八戸市は1929年5月1日、八戸町など4町村が合併して誕生した。小林真市長は「市の誕生以来、市民の情熱に支えられ発展してきた。中核市移行の節目の年でもあり、88周年を一緒に祝いましょう」とあいさつした。
88周年を祝い、陸上自衛隊八戸駐屯地(八戸市)の隊員が陣太鼓を演奏。航空自衛隊松島基地(東松島市)のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、市役所上空で「8」の字やハートマークの軌跡を描いて飛行すると、集まった市民から歓声が上がった。(河北新報より)